愛知県高校女子サッカーXFリーグ 第2節
2021.05.10

 5月8日(土) 瀬戸市光陵第2グラウンドで、XFリーグ第2節が行われた。ことのほか前日の雨が強く、ピッチの状態が心配されたが、そこは水はけのよい光陵グラウンド、ほとんど影響なく実施できた。対戦相手は酸いも甘いも知る藤原先生が率いる愛知啓成高校。長年お互い研鑽し合ったチーム同士でありながら、奇しくも瀬戸での対戦は初めてである。

 試合は立ち上がりから攻勢に出るもシュートまで至らない。それでも前半10分過ぎにふうかが丁寧に押し込むと、堰を切ったようにゴールが生まれ、前半を5対0で折り返す。言わずもがな出来すぎである。ただ後半に入ると、愛知啓成が守備を立て直す。すると、速攻から失点を許す。間違いなく隙が生んだゴールである。コーナーからしいなが得点するも、またもやミスから失点。終了間際にPKから追加点を挙げ、7対2で試合終了。後味の悪いゲーム展開となったが、学びの多いゲームであった。

 とうとう愛知県にも緊急事態宣言が発出される。今の現状、前例を鑑みるとこれも当然の措置と言える。そんな中で、サッカーの試合?!と思われる人もいるであろう。緊急事態宣言中は原則、延期・中止が愛知県サッカー協会の方針であるが、上位の大会につながる公式戦は行っていく方向で進んでいる。インターハイ予選は各校コロナウィルス対策を講じて、無事に2回戦まで終了している。5月15日(土) はインターハイ予選3回戦が行われる予定で、本校は小坂井高校と対戦する。昨年は戦わずして終わったインターハイ予選。サッカーが出来ることに喜びを感じ、精一杯戦うのみ。もう1つの見えないウィルスとの闘いには、世界中の人々も決して屈してはならない。