5月15日(土) 第75回愛知県高等学校総合体育大会3回戦が岩倉総合高校で行われた。岩倉総合高校と言えば、井上⇒長笠原⇒佐伯⇒大嶋⇒水野(敬称略)と女子サッカーの魂を引き継いできた伝統校である。数々の歴史を思い出すグラウンドである。まずは運営にご尽力いただいた関係者の皆様ありがとうございました。対戦相手は小坂井高校。これまた数々の歴史のあるチームであるが、前任の荻巣先生が見守る中、試合は行われた。
立ち上がりから3年生の引退が掛かる試合とあって、全員が全力で立ち向かってくる。その勢いをかわしながら攻めるものの、ゴール前のブロック、GKの好セーブにゴールを割れない。そんな展開の中、あやかが先制ゴール。その後、かんなが2ゴールを決め、前半を3対0で折り返す。後半には、しいな・かんな・ふうかが追加点を挙げ、6対0。その後、途中交代のはなが2ゴールを決め、8対0で勝利した。3年生のはなはけがで1年半苦しみ、公式戦初ゴールとなったわけだが、試合に出場できない3年生の思いも背負って戦ったことがゴールに結びついた。試合後、荻巣先生からは「最後に聖カピさんと試合ができてよかったと…。」の言葉を頂いた。お世辞にもうれしいものである。むしろ我々のほうが全力プレーに感謝したい。本当に今日のゲームだけでも色々なドラマがある。スポーツ、またサッカーとはそういうものである。とにかく緊急事態宣言発出中にも拘らず、試合が出来ることに改めて感謝しよう!
今日の勝利で準々決勝進出を決め、豊川高校への挑戦権を得た。その試合は5月23日(日) に行われる。