酷暑が続く中、それぞれが充実した夏休みを過ごしているかと思われますが、いかがでしょうか?さて、本校サッカー部は…。
インターハイの敗戦からここまでを振り返る。
7月30日(土) に急遽、令和4年度愛知県高等学校女子サッカー選手権大会の準決勝安城学園高校戦がモリコロパーク天然芝グラウンドで行われた。壮行試合をしてくれた安城学園が、インターハイ後の最初の対戦になるとはこれまた縁深い。11月1日には、その施設内にジブリパークがオープンすることもあり、急ピッチで作業が進められていた。試合は、みすず・ふうか・れなが得点し、3対0で勝利し、決勝に駒を進めた。決勝戦の相手は同朋高校で、8月22日(月) に瀬戸市民公園陸上競技場(人工芝)で行われる。
7月31日(日) はGH GROUP CUP 第46回愛知県女子サッカー選手権大会(兼第44回皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会愛知県予選)準決勝が松屋地所フレッチフィールドで行われた。対戦相手は朝日インテック・ラブリッジ名古屋スターチス。メンバーはほとんどが中学生でも、個の技術はしっかりしており、攻守の切り替え、球際の強さも高いレベルのチームである。勝手に苦しい展開にした感は否めないが、試合は3対2で勝利した。
8月2日は滋賀U-16国体、豊川高校と、8月3日は昌平高校とTRMを行った。それぞれ特徴のあるチームである。
8月6・7日は瀬戸市民公園陸上競技場でOne Day festivalを企画していたものの、当初の予定通りとは行かず、TRM形式で多くの試合を行った。参加してくださったジュベンFC FLOR、一宮FCレディース、名古屋FCルミナス、清流館高校の皆さんありがとうございました。8月7日(日) は第46回愛知県女子サッカー選手権大会決勝が18時キックオフで、松屋地所FFで行われた。対戦相手は昨年同様豊川高校である。ただ今年はここまで一度も公式戦での対戦がない。立ち上がりから選手たちが気持ちの入ったプレーで攻めてくる。今までと違った戦術に戸惑いは感じたが、前半5分カウンターからしいなが幸先よく先制点を奪う。ファーストシュートが得点に結びついたが、その後は目まぐるしく攻守が入れ替わり、お互い高い集中力を保った試合展開が続く。そのまま1対0で前半が終了。後半12分、本校コーナーキックからめいがヘディングでゴールネットを揺らす。練習でもあまり見たことのないシュートで2対0とリード。流石キャプテンである。大きな追加点に流れは大きく傾くかと思われたが、飲水タイムを挟んだ後半23分、相手フリーキックが直接決まり、2対1。これで勝負はわからなくなる。ここからベンチでどっしり構えることができなくなり、テクニカルエリアに。後半36分、れながヘッドで押し込み、3対1。アディショナルタイムには、この日何本も試合に出場したりさがヘッドでゴールを奪い、4対1で勝利し、3年ぶり3回目の愛知県女子サッカー選手権大会優勝を飾った。これにより、9月3日(土) から静岡県で行われる第44回皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会東海予選への出場が決まった。
夏休みの半分が終わった。タイトルにあるように選手たちはハードな毎日を過ごす。決して試合だけをこなすだけでは成長はしない。まだまだやるべきことはある。