7月25日(火)には北海道十勝プラザでインターハイ女子サッカー競技の開会式が行われた。各学校4名が参加する形であったが、翌日からインターハイが行われることが実感できた。開会式一つ取っても、運営の方々の準備とおもてなしの気持ちが大きく伝わってくる。
7月26日(水)は音更町サッカー場人工芝グラウンドで、1回戦鳴門渦潮高校(四国地区第1代表)戦が9時30分キックオフで行われた。帯広での開催で暑さが和らぐとの思いは北海道入りしてからあっけなく崩れ去っていたが、この日も例に洩れず、何と帯広には熱中症アラートが発令される始末。試合は前半8分に動く。1年生ざわが混戦から貴重な先制ゴールを奪い、1対0。相手に押し込まれる時間帯も当然あったが、そのまま前半終了。次の1点が勝負となるが、後半に8分にコーナーキックからキャプテンはるかがきれいに決め、2対0。ここから相手の反撃にあい、個人技からゴールを奪われ、2対1。相手の追い上げムードの中で、クーリングブレイク。ここが勝負のポイントとなり、追加点は全国大会連続得点中のしいなが豪快にねじ込んだ。続く34分にもコーナーキックからあやはが決め、4対1で勝利した。スコア以上の差はないが、いい時間帯に得点できたことと、クーリングブレイクがこの快勝劇につながった。
7月27日(木)は帯広球技場で、準々決勝星槎国際高校湘南(関東地区第2代表)戦が12時キックオフで行われた。気温は言わずもがな。星槎国際とは初対戦で、映像を見たり、スカウティングをするものの、実際に対戦しないとやはり強度や雰囲気はわからない。そんな中、最初のクーリングブレイクまではしのいだものの、前半25分に失点すると、32分34分と連続失点し、0対3で折り返す。後半に入ると、堰を切ったかのように攻撃に転じるが、なかなかゴールを割れない。そんな守備の堅さも関東を勝ち上がってきた要因の1つであろう。結局最後まで得点を奪えず、0対3のまま試合終了の笛を聞いた。ベスト4の壁にまたもや跳ね返されたが、選手たちはもちろんのこと、スタンドで応援してくれた部員とともにチーム一丸となって、最後まで諦めずに全力で戦い切った。
大会運営に携わった方々、その他見えないところで協力してくださった現地の方々、この場を借りて感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。また現地で応援してくれた保護者や関係者の方々、学校の職員室でインハイTVを見ながら応援してくれた教職員、愛知県のサッカー関係者の方々、本当にありがとうございました。まだまだ未熟なチームですが、これからも温かい応援・サポートをよろしくお願いします。