10月8日(日)に決勝リーグ第1節同朋高校戦。監督不在の中、前半1‐0、後半4‐0、計5‐0で難しい初戦をものにした。10月21日(土)は決勝リーグ第2節安城学園戦。かてば東海大会出場が決まる試合であったが、選手たちは適度な緊張感でゲームに入ることができ、前半3‐0、後半4‐0、計7‐0で勝利し、2位以内を確定させた。10月28日(土)は決勝リーグ最終節豊川高校戦が名古屋経済大学で行われた。今年度のここまでの豊川との公式戦の対戦成績は2勝2敗1分けの全くの五分である。前半18分、20分にみどりがゴールを奪い、前半を2‐0で折り返すと、66分にはるか、68分にしいな、73分にざわがゴールを奪い、5‐0で快勝した。出来すぎのゲームであったが、4試合ともクリーンシートで勝ち、3年連続17回目の優勝を飾った。
11月5日(日)は第32回全日本高等学校女子サッカー選手権大会東海予選1回戦が岐阜県フットボールセンターで行われた。対戦相手は三重県代表の高田高校である。高田高校は前日のトレーニングのアクシデントで10人での戦いを強いられる。幸先よく、前半5分にしいな、8分にみどりがゴールし、優位にゲームを進める。ただ高田高校も3年生が多く、引退がかかる試合に決して諦めない。その頑張りにリズムも雰囲気も徐々に悪くなる。それでも32分がはるかが得点し、3‐0で折り返す。ハーフタイムのベンチも沈んだまま。57分にはるかが追加点を挙げるも、カウンターから失点。74分にざわ、79分にしいながゴールし、6対1で勝利したが、高田高校の気持ちのこもったプレーに連続無失点は途絶えた。
11月11日(土)は準決勝で常葉大橘高校戦。ここで勝てば全国が決まる試合。U-18 リーグ東海では2戦2分け。ただ今回の橘はきっちりと仕上げている感じ。前半CKから失点。後半はFKを直接決められ、0‐2。チャンスはあるものの、決めきれずといったゲームとなった。この敗戦で残された切符は1枚。豊川高校と残りの1枚を争うこととなった。
11月12日(日)の3位決定戦は多治見星ケ台競技場で行われた。芝目の長い天然芝のピッチである。前半6分にせりのが先制点を奪う。28分にはせいらが追加点。前半を2‐0で折り返し、理想的な展開。ただサッカーにおいて2点差は危ない点差。後半に入ると、案の定、防戦一方の試合展開に。しばらく続く相手の猛攻を無失点で耐えると、77分にざわが抜け出し、貴重な3点目を奪った。アディショナルタイムには豊川の意地から失点したが、3‐1で勝利した。苦しい戦いが続いたが、3年連続12回目の全国大会出場を決めた。
ここまで大会の運営協力をしていただいた方々、保護者、サッカー関係者、教職員、OG、クラスメイト…、また目に見えないところで応援していただいた方々にも感謝します。本当にありがとうございました。