2月4日(土) 令和4年度愛知県高等学校新人体育大会の準決勝が豊川高校で行われた。対戦相手は中野監督率いる安城学園高校。選手の個性を見極め、バランスよく選手を配置し、交代枠を目一杯使っての準決勝進出。もう完全にベテラン監督の域に達している。本校はと言うと、前日の練習でも精彩を欠き、得点できる雰囲気が見られない。ただ守備に関しては及第点。さてゲームはいかに…。
安城学園のキックオフ。立ち上がりから大きなボールの応酬で、なかなか落ち着かない。それでもボールを握っているのは本校という展開。前半16分、ひなこが中盤から自分で仕掛け、ミドルシュート。芯でとらえたボールはぶれながらネットに突き刺さった。前半を1対0で折り返すと思いきや、35分大会初スタメンのこんが相手のクリアミスを逃さず押し込み、2対0で折り返す。後半に入ると、安城学園は選手交代から徹底したロングボールで怒涛の攻めに転じる。DFラインもバタついたが、りりを中心に得点は許さない。すると、後半25分、これまた大会初出場のなのはがヘッドで追加点を奪い、3対0。残り10分を切ったところで、故障上がり?のしいなを投入。すると、後半34分、豪快にシュートを決め、4対0。限られた時間で仕事をするあたりは、さすがと言う他ない。結局4対0で勝利し、決勝進出。対戦相手は同朋高校を1対0で破った豊川高校。今年の裏選手権で優勝を飾り、今一番愛知県で勢いのあるチームである。