5月3日(火) はU18女子サッカーリーグ2022東海第2節(VS常葉大学附属橘高校戦)がとこはグリーンフィールドで行われた。半田氏の後任としてチームを率いるのは、同行3期生でなでしこリーグでも活躍した後藤亜弥監督。言わずもがな静岡県女子サッカーの名門チームである。
お互い力量を確かめ合うかのような静かな立ち上がり。すぐさま橘がペースを掴み、ドリブルの仕掛け、DFの背後への質のいいパスに苦しめられる。それでも選手同士、ベンチからの声もあり、また全員の集中した守備もあり、得点を許さない。すると、後半39分、連続攻撃から得たコーナーキックをあやはがヘッドで決めた。ただそのシュートはヘッドではなく、キャプテン翼の石崎くんの顔面ブロックならぬ顔面シュートであった。サンデーモーニングならアッパレ!!がもらえるであろうプレーである。そのプレー後、鼻血が出たことは言うまでもない。後半に入ると、橘のギアが上がり、立て続けにペナルティエリア内に侵入される。後半4分、みゆうがフロントダイビングでブロックした所に相手のキックが顔面に入り、負傷退場。これも顔面ブロックと呼べる程の勇気あるプレーであった。アッパレ!!ただ代償は大きかった。みゆうに代わり出場したのは、いっしー。公式戦初出場がこの厳しい場面で訪れる。その胸中は安易に想像できる。それでも落ち着いてのプレーの連続は日頃の練習の賜物である。アッパレ!!すると、後半18分、ふうかからのパスをせりのがきっちりと決め、2対0とリードを広げる。その後も猛攻を受けるも何とか逃げ切り、勝利した。勝利のポイントはいくつもあるが、あえてここで言うことではない。
5月4日(水) は光明寺公園球技場で行われた一宮フェスティバルに参加。滋賀県、三重県、静岡県、愛知県から12チームが招待され、U15中心のチームとの交流を楽しんだ。出場機会の恵まれていない選手たちでの戦いに課題が浮き彫りとなる試合ばかりであったが、2.3年生の活躍もあり、何と優勝を飾った。やはり、練習は嘘をつかないことが証明された1日となった。1年生はこれから本当の高校女子サッカーが始まる。課題の山積みはコーチ陣からも話があった通り。まずは意識改革から始めよう!
浦前さんを始め、一宮レディースの選手の皆さん、準備から後片付けまでありがとうございました。帰りの国道22号線の渋滞はかなりのものでしたが、ぜひ来年もよろしくお願いします。