第70回東海高等学校総合体育大会
2023.06.19

第70回東海高等学校総合体育大会が6月17日(土)18日(日)にゆめりあサッカー場・多目的グラウンドで行なわれた。何度も言うが、プレーヤーズファーストの面からも3日間開催を強く願う。各県高体連委員長様よろしくお願いします。

6月17日(土)第1節は藤枝順心戦。立ち上がり2分、コーナーキックからしいながヘッドで決め、幸先よく先制に成功。それでも順心は慌てることなく、丁寧にボールをつなぎながら、DFの背後にボールを供給してくる。前半28分、2列目から飛び出してきた10番に同点ゴールを決められる。前半33分にも決められ、1対2と逆転される。ゲームの流れからもこの連続失点が痛い。後半に入り、もう一度戦術の確認をし、ゴールを奪いに行く。決定的な場面を何度も迎えるが、同点ゴールは生まれず、逆にカウンターからPKを献上。これを決められ、1対3。後半30分には豪快に直接フリーキックを決められ、アディショナルタイムにも失点。結局1対5で敗戦。とにかく切り替えが悪く、連続失点が大きな課題である。

6月18日(日)第2節は帝京大可児戦。お互いこの試合の持つ意義は百も承知。立ち上がりから中盤をすっ飛ばして大きなボールの応酬。最初から相手の土俵で相撲を取っている感じである。前半6本のコーナーキックも不発に終わり、あわやのシーンは何度も訪れるが、相手のブロックを崩せず、0対0で前半終了。後半は丁寧にボールをつなぎ可児ゴールに向かうが、簡単にゴールを割れない。シュートを1本も打たせていないが、時間だけが進んでいく。後半30分のこんの選手交代が功を奏す。その1分後、コーナーキックからそのこんが放ったキックをあやはがヘッドで決め、ついに均衡を破る。その2分後にも同じくこんのコーナーキックを最後はあやはが決め、2対0で勝利した。予選から目立った活躍のなかった2年生の活躍で、天下分け目の戦いを制した。

同日に行われた第3節は高田戦。計算上はどのチームにもまだインターハイ出場のチャンスが残されており、高田高校も色々な思いを背負っており、決して諦めていない。前半3分にしいな、16分にはるか、20分にあやはが決め、3対0。後半にもみどり・はるか・せいら×2がゴールを決め、7対0で勝利。この瞬間、2年連続6回目のインターハイ出場を決めた。2日間の大会運営、準備等に協力してくれた静岡県高体連の方々、審判団、また保護者をはじめ、教職員、サッカー仲間の方々、サポートメンバーそしてベットから念を送り続けてくれたきと、本当にありがとうございました。