2月3日(土)に令和5年度愛知県高等学校新人体育大会準決勝がテラスポ鶴舞で行われた。対戦相手は同朋高校。監督は愛知県高体連の委員長を務める本田先生。本校を倒す野望を抱く1人である。
立ち上がり3分にザワの突破から相手のOWNゴールを誘い、幸先よく1点を先制。そこからゲームは落ち着いたものの、危ないシーンも何度か迎える。本校もペースをつかめないまま、1対0で前半終了。後半に入り、守備位置の修正して安定したゲーム運びはできたものの、追加点を奪える雰囲気は感じられない。お互いビックチャンスがあったものの、1対0で試合終了のホイッスル聞いた。決定力不足が大きな課題となった。
2月12日(月)には、CSアセット港サッカー場で決勝戦が行われた。対戦相手は豊川高校。ここ最近は決勝の舞台で必ず顔を合わせているチームである。
立ち上がりから本校ペースで進むものの、得点は奪えない。また鋭いカウンターからピンチを迎えるシーンもあるなど、お互い決め手を欠き、前半を0対0で折り返す。後半に入ると、中盤でボールが奪えず、防戦一方に。それでもDF陣の踏ん張りで耐え続ける。選手交代で改善を図るものの、状況は変わらず。すると、67分に失点。痛い時間帯の失点になすすべもなく、試合終了の笛を聞いた。
キャプテンこはる、副キャプテンあやは・みりあの体制で新チームがスタートしたのは2月に入ってから。もちろんチームを作る時間は少なかったとは言え、練習はしている。言い訳などできない。このチームで得たのは新人戦の準優勝の賞状のみ。はっきり言って課題を克服する努力が足りない。本当にサッカーに対する取り組みが甘い。出来ないのなら出来るまでやればいい。引退した3年生は全員今日の敗戦を見届けた。昨年も試合に負けてからチームが強くなった。今のチームはもう伸びしろだらけ。失うものは無いのだから大きく改革できるチャンス。今日の敗戦が君たちへのメッセージである。自分たちの課題として練習に励め。もう時間は動いている。