2月23日(日)・24日(月祝)の2日間、第1回中京テレビ女子サッカーフェスティバルが刈谷市総合運動公園で行われた。参加チームは、藤枝順心高校、日ノ本学園高校、セレッソ大阪ヤンマーガールズU18、伊賀FCくノ一三重サテライト、朝日インテックラブリッジ名古屋スターチス、愛知県女子U16選抜、豊川高校、本校の8チームである。本校1試合目はセレッソ大阪ヤンマーガールズU18と対戦。U15女子サッカー選手権では優勝を収めているチームである。前半カノハのクロスをキーパーが弾いたところをエマが飛び込んで先制ゴール。個人技、連携、ヘディングも強く、何度もピンチを迎えるも、キーパーのコユキを含めたDF陣、選手全員で守り、前半を1対0で折り返す。後半20分過ぎ、見事な連携から同点ゴールを決められる。相手の猛攻を耐えていると、途中出場のミドリが豪快なミドルシュートを決める。ミドリがミドル。苦しみながらも1回戦で勝利を掴んだ。2回戦は兵庫県新人体育大会で優勝を収めている日ノ本学園。体も大きく、個人戦術もしっかりとしている。前半シイナの突破にたまらず、ペナルティエリア内でファウル。このファウルで一発レッド。ただこのPKはバーを超え、ノーゴール。前半を0対0で折り返し、後半に入り、途中出場のリノアのクロスをシイナが今度は決め、1対0。このまま逃げ切り、苦しみながらも決勝進出。
試合後は会場を移動し、交流会が行われた。。最初に【夢や目標を掴むために!】をテーマに鮫島彩の講演会が行われた。同じことを言っても重みが違う😢その後は立食形式の食事とチーム紹介があり、色々な人との交流を楽しんだ( ´艸`)
24日の決勝の相手は絶対王者の称号を得ている藤枝順心。Locipoで生配信され、解説者は半田悦子氏。主審はJリーグ公式戦614試合主審を務めた伝説の村上伸次氏。グラスルーツフェスティバルを担当した飯島寿久氏とは帝京高校時代の同級生とのこと。人とのつながりはやはりすごい。1回戦から本校ベンチ裏で興奮してエールを送ってくれたのは、スガキコシステムズ(株)≪スガキヤ≫様、(有)マーナイスの鈴木雅登様。サッカーの試合を間近で見るのは初めてのようで、最初本校の試合を少し見て帰る予定が1回戦のゲーム展開、選手の頑張りにサッカーの虜に❣ 結局、2回戦・決勝まで観戦・応援していただいた。
決勝はもちろん順心がボールを握る展開。ただ決定的なシーンは作らせない。前半20分過ぎ、本校のビルドアップを狙われ、失点。その5分後、今度は相手のビルドアップを狙い、奪い、シイナが同点ゴール。高校選手権大会では無失点の完全優勝を飾った順心からゴールを奪い、1対1で折り返す。後半に8分過ぎ、寄せが甘くなったところから決められ、1対2。20分過ぎ、ユリが抜け出し、キーパーと1対1の場面を迎えたが、シュートはバーを超え、同点機を逃した。35分過ぎには相手コーナーキックを本校がオウンゴールし、1対3。そのままタイムアップで1対3で敗れた。ただ相手を慌てさせるシーンもあり、全員でよく戦った。
これだけの規模の大会を大成功させたのには(株)エレクトロンの岡部敏和さん力が大きい。1年半の準備期間を経て、みんなが満足する大会を作り上げた。当然多くの時間・お金・人・労力が掛かっている。もっと遠慮なく、会場準備や片付け等は選手たちに割り振ってもらってもよかったぐらいである。最後に選手たちが挨拶に訪れた時の岡部さんの涙がここまでの苦労を物語っている。本当にありがとうございました。感謝しかありません。準優勝したので、来年もぜひ招待してください。