11月は死者の月です。11月7日全校朝礼で本校に関わってくださった教職員と生徒達のご冥福と感謝の祈りを捧げました。
北向神父様は私たちに次のことを話してくださいました。
「ここで今一度、お祈りというものを考えてみましょう。お祈りは想いや願いを神様に伝えるものというイメージがあるかもしれませんが、実は自分自身から踏み出して
、神様に心を開くことが本質です。よく考えてみれば、神仏に祈る時点で私たちは自分自身では解決できないことを誰かに祈っているわけです。どうしようもないから、救いを求めて祈りたくなるのは誰でもあることです。一方、祈られる魂のことを考えてみましょうか。神様に祈ることを通して、後輩たちが自分たちのことを少しでも思い起こして心を開いてくれるなら、大変喜んでくれているはずです。そして天上からも逆に私たちに対して祈り、あたたかく見守ってくださると思います。」
今年もこうして天上にいる方々と地上にいる私達と、心を通わせる時間をいただきました。