クリスマスを迎える前の4週間を「待降節」と呼び、幼子イエス様をお迎えする心の準備期間です。皆さんも大切な人に誕生日プレゼントを準備をする時に、相手が喜ぶ顔を想像しながらプレゼント選びをするのではないでしょうか?そして、その品物を得るためにあなたの時間とお金を、惜しみなく使うことに喜びを感じていると思います。
今年の奉仕活動は、「時間を誰のために!」のキーワードで12月5日~6日、各施設で奉仕活動をさせていただきました。
*よくニュースなどで知的障がい者についての話を聞くことがありますが、今回のように実際に障がいを持った子と親しくなれる機会が少ないので良い経験になりました。この経験を通して、もっと障がい者に対する差別がなくなり、個人が輝いて活躍できる世の中になって欲しいと思いました。これからは、時間を自分のためばかりではなく、もっと世の中に目を向けて助け合いながら、困難を乗り越えていけるようにしたいと思いました。
*施設の方々の利用者さんに対する接し方を見て、自分の時間を自分だけでなく誰かのために使うことは簡単ではないけど、私も誰かのために時間を使って生きていくことと、今私が普段何気なく過ごしていけるのも周りの人たちのおかげであることに気づかされ、感謝しながら生活をしていきたいと思いました。
施設で奉仕活動をさせていただいた中から、1年生の感想を一部紹介しました。他にも、名古屋駅や栄、豊田市駅でも募金活動を行わせていただきました。通行人の方々の善意ある寄付金が、次のように集まりました。
名古屋駅は334,833円、豊田市駅は252,201円、合計587,034円になりカリタスジャパンを通して能登半島地震で被災された方々のために送らせていただきました。栄の募金は直接、CBCに届けました。
募金活動を行っている時に、生徒たちに感謝の言葉を述べ、飴や甘いお菓子をわざわざ買って差し入れをしてくださる方々の善意にも触れ、生徒たちはこの方々からも、将来社会人としての生き方を学ぶことができた貴重な体験をすることができました。
生徒たちを受け入れてくださった施設の方々、通りがかりの善意のある方々に、この場をお借りして感謝を申し上げます。皆様の上に幼子イエス様の愛が豊かに注がれますように、お祈り申し上げます。