学校紹介
about
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本校の一日はお祈りで始まり、お祈りで終わります。生徒たちが毎日唱えている朝の祈りの一節に「私の言葉や行いが人を悲しませることなく、人々の喜びとなりますように」という一節があります。
創立者の聖バルトロメア・カピタニオがそうであったように、生徒たちは、どんな小さなことでもいいから他者のために行動しようと日々心掛けています。これを本校では「愛の実践」と呼んでいます。
またキリスト教の学びを通して自分の存在の大切さについて考え、自分の考えしっかりと持った女性の育成を目指しています。
本校の歴史は聖バルトロメア・カピタニオが200年前にイタリアの地で女子に教育の機会を与えるために小さな学校を開いたことに始まります。多くのカトリック学校が当初「別学」を理想としたのは性別にとらわれず異性の目を気にすることなく、自分らしさを磨く期間を持つことの重要性を感じたからです。
他にも女子校にはさまざまなメリットがあります。女子同士で励まし合い高め合えるところ、女子の性格に合わせた学習法や学習環境を提供できるところ、多感で繊細なこの時期、女性教員が多いなど相談をしやすい環境が整うこと、清潔で落ち着いた生活空間が維持されるところなどなど。こうした教育環境を提供できることに私たちは誇りを感じています。
本校は多くのカトリック学校がそうであるように、創立以来、一学年200人の小規模な学校づくりを目指してきました。目の行き届く、少人数による家庭的な雰囲気こそ、教育の原点であり、一人ひとりを大切にし、その個性が伸ばせると考えるからです。落ち着いた雰囲気であること、全校に一体感が生まれること、個別指導が充実していることなど、「小ささ」のメリットを生かした教育を目指しています。
建学の精神を実現するために生徒たちに対して次の三つの目標を心がけるよう示しています。
純粋で素直な心を持ち、 人の言葉に耳を傾け、 また良心の声に従い、 自他ともに尊重する心を身につける。
高校生として、また社会や家庭の一員として、いま何をしなければならないかを考え、責任を持って行動する。
思いやりのある優しさを持ち、 周囲の必要性に気づき、 喜びを持って、 素直に手助けができるようになる。